※本記事は動画でも解説しています。通勤・通学中にオーディオブック感覚でどうぞ!
こんにちは!Sakaiです。
12月中旬にAmazonから【重要】と記載されたこんなメールが届きました。
要約すると、
- FBA手数料の増額
- 在庫保管手数料(長期含む)の減額
上記2点となるのですが、在庫保管手数料(特に長期)は大幅な改定が2019年2月以降、順次適用されるとのこと。
本記事では、Amazonから届いたメールを参考に、FBA手数料と在庫保管手数料の改定内容を詳しく解説していきます。
FBA手数料は増額・在庫保管手数料は大幅改定で減額
2019年2月以降、FBA手数料が値上げします。
対象となるのはFBA料金シミュレーターでいうと上画像赤枠内の金額です。
Amazonの販売カタログに出品する際にかかる手数料とは別に、「配送代行手数料」というものが算出できるようになっていて、今回はこれが増額されるということなんですね。
そして今回の改定で特筆すべきは、在庫保管手数料の値下げに加えて、保管期間が365日以内の在庫については長期在庫保管手数料を廃止という大幅改定。
私は1年以上前に「知らないと危険!AmazonFBA長期在庫保管手数料について」という記事を書いていますが、今回の改定で危険度が多少軽減されるのかなと感じるくらいに、数値上では大幅に減額される見込みです。
次の項目から詳しく解説していきます。
FBA配送代行手数料の現行料金と新料金
現行料金と新料金は、以下のようになっています。
※クリックすると拡大します
FBA配送代行手数料は、サイズによって細分化されているのでわかりにくいですが、大体30円〜150円程度の値上げでしょうか。
1つ例を挙げて、実際にどれだけ増額されるのか見ていきましょう。
こちらの軍帽レプリカは標準サイズ・重さ2kg未満ということで、現行では標準サイズ「360円」がFBA料金シミュレーター上で算出されています。
これが新料金の場合には、
商品の寸法: 25.7 X 23.2999 X 13.5999 センチメートル
商品重量: 0.208 キログラム
寸法個数辺り約62.6cmとなるので、
標準3「80cm未満・5kg未満・419円」に該当。
現行が360円ですので、59円の値上げということになります。
在庫保管手数料の現行料金と新料金
ご覧のように、在庫保管手数料に関しては現行から大幅に値下げされています。(特に1月〜9月)
長期在庫保管手数料の現行料金と新料金
個人的に今回の改定で1番際立つのが「長期在庫保管手数料」です。
現行では毎日課金される『通常の在庫保管手数料』とは別に、同じ商品を180日以上Amazon倉庫に預けていた場合に課金されます。
それが改定後は「365日を超えて保管されている商品のみ」適用されるようになるので、
- 商品を値下げして8月15日/2月15日までに売り切る
- Amazon倉庫から在庫を返送/廃棄する
といった対策をする猶予が与えられることになります。
だからと言って、180日以上も売れない商品をそのままにしていてもキャッシュフローの点でよろしくないので、今回の改定に甘えることなく、仕入れた商品は自分で決めた期限内(90日等)にきっちり売り切るといった意識が重要ですね。
月額保管手数料の値下げに関してはメリットしかないですが、減額されるとはいえ大型商品の保管手数料が高いことには変わりないので、以下の記事を参考に算出方法と課金される料金だけでも知っておいてくださいね。
(大型商品にかかる高額な保管手数料の把握は必須!)
参考記事:
→ 知らないと危険!AmazonFBA長期在庫保管手数料について
それでは、今回はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメントを残す