私は中国輸入を起点に、いくつか事業を行なっていて、そのうちの1つとして、コンサルティング事業をさせていただいています。
私が定義する中国輸入ビジネスとは、中国の卸売サイト(タオバオ・アリババ等)から輸入代行会社に依頼して買い付け、検品、梱包、輸入手続きをお願いする。
実際に輸入した商品を、日本のAmazonを始めとする販売プラットフォームで販売し、利益を得ることを言います。
4年以上のコンサルティング経験を持つ中国輸入の専門家の立場で、結論からお伝えしますと、
中国輸入は難しいです。決して簡単ではありません。
そこで本コンテンツでは、
中国に拠点をおく輸入代行会社の作業現場や、中国国内物流を実際に見させていただいた知見をフル活用して、貴重なお時間を使って読んでくださっているあなたに少しでも中国輸入に可能性を見出していただけるようにお伝えをしていきます。
結論は難しいと言い切ってしまいましたが、
私の生徒さん、ビジネス仲間のなかには中国輸入×Amazon販売でベストセラー商品(ランキング1位)の商品を創り出される方がどんどん増えています。
トラブルで立ち止まらずに楽しみを見出せるなら、やる価値はありますよ!
コンテンツ
中国輸入ビジネスは難しい?専門家が稼げない理由と実情を赤裸々に語ります
私のビジネス仲間や生徒さん、ブログやYouTube、SNS経由でご相談に来られた人も含めますと、これまで稼げる人、途中で挫折した人、長く成果が出なくて2年目に日の目を見た人、本当にたくさんの中国輸入プレイヤーを見てきました。
これだけ色々な人の相談に乗らせていただいたり、お話をお聞きしていますと、稼げる人、稼げない人の傾向が段々とわかってくるようになります。
そこで、
稼げない人が陥りがちな中国輸入で稼ぐために立ちはだかる壁を、1つ1つ詳しく解説していきます。
中国と日本とでは商習慣が全く違う
中国輸入を始めて最初に壁となるのが、中国と日本の商慣習、加えて一般的な中国人、日本人が商品を買うときの感覚的なものです。
例えば日本では、生活雑貨が980円と激安で売られていたとしても、最低限の品質は担保されていますよね。
でも中国の一般的な消費者(お客さん)は、仮に相場が1980円のものが980円で売られていたら「不良品が混じっている」とわかって購入しているような感覚です。
輸入代行会社の中の人にお話を聞きますと、中国の商習慣に関して少しでも知見を持っている日本人は本当に少ないようで、日本の商品を買う感覚で中国店舗から買い付けするものだから、「不良品が届いた。全額返金してくれ!」みたいな話になることもあるそうです。
でもこれっておかしな話で、ビジネスをするなら中国の商習慣をしっかり学んでお互いにウィンウィンの関係を築けるように取り組むべきで、いわゆるお客様は神様だ態度で買い付け依頼や代行サポートをお願いしていいわけではありません。
日本では、どのお店、どの商売でもお客さんを大切にするのが普通の感覚ですよね。(商品を買ったり店を出るときに「ありがとうございました」っていうのは日本くらい?)
でも日本の感覚を中国にも持ち込むっていうのはやはり違うと思っていて、日本人の感覚で中国店舗に買い付けをしたり、無理な値引き交渉をしたりしてるなら、それは中国の店舗からしたら「土足でうちに入ってこないで」という感覚に近いです。
なので、日本人のバイヤーは中国店舗から嫌われているんですよね。(日本人と知られたら売ってくれない店舗もあるくらい)
中国の商習慣を学ぼうとしない限りでは、いつまで経っても中国輸入は高難易度なビジネスとなってしまうでしょう。
作業の継続ができない
ノウハウの前に、そもそも作業の継続ができないというケースも非常に多いです。
例えば、毎日ウォーキングをすると決めます。ウォーキングでなくてもジムでも断酒でもなんでもいいんですが、それを継続できる人ってめちゃくちゃ少ないです。
中国輸入ビジネスは、上記の継続の難しさに加えて、
トラブルなどの問題解決能力、外注さんの管理能力まで求められますので、余計に難しいのです。
以上のことから、私の生徒さんの限りでは、朝早くに起きて作業を継続できている人や、運動を継続している人が圧倒的に成果が出ています(実際にお伝えしてて驚くくらい差が出てる)
もしこれを読まれていて
「中国輸入のコンサルティングに興味があるけど不安」と感じられるなら、依頼をする前に運動や断酒を実践して3ヶ月以上続けられてから依頼すると良いですよ。
私の経験上、
断酒して健康を維持して時間を捻出できれば、成果が出やすい身体・メンタルを創ることができます。
輸入販売に関する「法規制」やプラットフォームの「規約」に抵触してしまう
中国輸入ビジネスは、
携わって5年以上の経験を持つ私ですら、毎日勉強の日々と言い切れるくらい覚えることが多いです。
例えば、コンセント付きの商品は、日本の安全基準を満たすために「電気用品安全法(PSEマーク)」を取得する必要があります。
最近では、以下のような規制も入ったりしていて、状況は常に変動しています。
国際物流会社の規定により、木製品は細菌の繁殖や虫の付着の可能性があるため、発送が禁止されています。
前のロットにも木製品がありましたが、ocs社が検査しなかったため、無事に日本に到着できました。
しかし、税関で原木製品が含まれていることが確認されると、商品は直接焼却される可能性が高いです。
※クライアントさんにシェアして頂いた内容です。Kさん、いつもありがとうございます!
私はノウハウをお伝えする立場ではありますが、上記のように今もなお、クライアントさんやビジネス仲間の方から教えていただくことがめちゃくちゃ多いです。
販売プラットフォームの規約も常に変化していますので、自分で情報を取得したり、わからないことは専門家に聞くことに加えて、自分で考える力が何よりも重要になってきます。
発信者の情報を断片的に取ることによって1つのノウハウに集中できない
私のメディア経由でご相談に来てくださる読者さんのお話を聞く限り、成果が出ていない人は複数の情報発信者のメルマガやLINEに登録している人が多いです。
もちろん最初は比較検討するために必要だとは思いますが(私も先生から教わりましたが、最初に見つけた人に頼んだのでメルマガ1本だけしか取ってなかったけど)、ずっとたくさんの情報に触れている状態の人は、やはり成果が出にくい傾向にあります。
それもそのはず、情報を読んだり見たりするのにもあなたの貴重な時間を使いますし、ヤフーショッピングやAmazon、楽天、メルカリといった販路の情報を断片的に取ったところで、意識が分散して集中できませんよね。
加えて、成果が出ていないうちは、検索するという行為が時間コストとなって重くのしかかります。
それだったら、まずはメルカリなど1つに絞って一点集中して情報を集め、まずはやってみる。
やってみてできそうなら、試行錯誤を繰り返してとにかくまずは1000円稼ぐ。
情報はインプットするだけでは意味がなく、実践してこそ初めて活きてきます。
人生は自分が思うほど長くありません。
せっかく貴重な時間を使って情報を得たなら、すぐに行動する習慣身につけてみてくださいね。
終わりに
最初に結論として述べたように中国輸入ビジネスは難しいですが、なかには面白みを感じてリサーチ、発注作業を継続できる方もいらっしゃいます。(ごく少数ですが)
なので、やってみたいと思うならすぐに行動に移す。
すぐやって続けるかやめるかの判断をしたほうが、結果的に迷っている時間を節約できますので、次に進むことができますよ。
それでは、最後までお読み頂きまして、ありがとうございました!
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