「簡易OEM」リサーチで「最終利益率40%」を目指すべき3つの理由

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中国輸入×Amazon新規出品(簡易OEM)のリサーチでは、「利益率30%以上の商品を見つけましょう」というのが1つの基準として言われることが多いのですが、私が生徒さん、クライアントさんに基準をお伝えする時は、

「最終利益率40%以上の商品」を基準に、リサーチを進めてもらっています。

理由としては、商品リサーチ時、ベンチマーク商品(競合のカタログ)と同じ販売価格で出しても売れないので、最初は価格を下げて販売する必要があるのと、スポンサープロダクト広告の費用がかかるから。

結果として、

リサーチ時に利益率40%あったものが、AmazonSEO対策での値下げと広告費で20%(もしくはそれ以上)に低下するからです。

 

「簡易OEM」リサーチで「最終利益率40%」を目指すべき3つの理由

スポンサープロダクト広告の費用で実際の利益率は下がる

スポンサープロダクト広告とは、Amazon内で購入に繋がりやすい場所に表示させてくれるサービスです。

上画像は「パソコンスタンド」というキーワードでの検索結果ですが、「ベストセラー」のメチャクチャ売れている商品の上に「スポンサー」と記載された商品が表示されていますよね。

Amazonで商品を買う人は、基本的に検索をして左上から順番に商品を見ていきます。

広告費をかけてスポンサー枠が取れたら、「ベストセラー商品より先にお客さまに見つけてもらえる」ので、「魅力的な商品タイトルと画像」さえ用意できれば、販売実績や商品レビューがなくても、あなたの商品が売れる可能性が出てくるのです。

以上のことから、「スポンサープロダクト広告」は必須なわけですが、もちろん広告なのでお金がかかります。

広告費は「検索キーワード」に対して「入札」する形でかかりますので、「競合が多い商品ほど広告費用が高くなる」点に注意が必要です。

逆に言えば、競合が強くない、もしくはほとんどいないニッチな市場に参入すれば、広告費は安く抑えられるということ。

ここでは詳細は割愛しますが、理解を深めたい場合は以下のコンテンツも併せて参考にしてみてください。

関連コンテンツ:

→ 中国輸入×Amazon新規出品(簡易OEM)で成功するために超重要な「検索キーワード」を解説

 

最初はSEO対策(売れる場所に表示させる)でベンチマーク商品より価格を下げる必要がある

例えば、あなたがリサーチを進めていって、「ベストセラー商品」をベンチマークにしたとします。

上画像の左上に表示されている、一番売れているであろう「ベストセラー商品」は、レビューが「12180個」もついていて、これまでの累計販売個数は「万単位」であることが推測されます。

Amazonでは、「レビュー数」と「累計販売数(厳密に言えば1日当たりの販売個数の平均値も考慮される)」が多いほど評価されて、より売れやすい場所に広告なしで表示されるようになります。

こういった市場はそもそもライバルが強すぎるので参入すべきではないのですが、「仮にレビュー数が50個程度で少し頑張れば追いつける商品」だとした場合には、ベンチマーク商品の販売価格が「3974円」だとした場合、同じ価格であなたが出したとしても、まず売れることはないです。

少なくとも500円は下げて「3480円」、それでも売れない場合は「2980円」まで下げることも多々あるので、仮に最終利益40%以上の商品だったとしても、実際に販売実績ゼロの状態で1個販売しようとしますと、最終利益率20%以下まで下がるのは普通なのです。

なので、

基準を甘くして「リサーチが辛すぎる。最終利益率25%だけど妥協しよう」ってやってしまうと、SEO対策(販売価格を下げる)と広告費で簡単に赤字になってしまうわけですね。

 

思うように伸びなくても「大幅な値下げ(損切り)」をすることで損するリスクが低減できる

中国輸入×Amazon(新規出品)を始めたばかりの頃は、思うように商品が売れないことはもはや全員が経験するといっても良いです。

実際にやってみて、手間の割に利益が残らない商品は早めのうちに「大幅な値下げで損切り」したほうが、微妙な利益でダラダラと販売し続けるよりも、長期的にみて金銭・時間の損失は低減できます。

とはいえ、利益率の基準を甘くしていると「大幅な値下げで損切り」1個売れると1000円以上の赤字といったように、売れば売るほど大きな損失が出るので、精神的に大きなダメージを受けます。(不良在庫を抱えるより現金化できてるだけよっぽど良いですが)

これがもし「最終利益率40%以上」の商品であれば、損切りしたとしても利益が残る、もしくはトントンで済むことが多いので、やはり基準は高く持っておいた方が金銭的にも、精神的にも安心なわけです。

実際にリサーチをやってみますと、「最終利益率40%以上」の商品を見つけるのは大変難しく、私のクライアントさんもリサーチで相当苦労されています。

なので、基本的には「最終利益率40%以上」のリサーチを意識。

  • どうしてもやってみたい専門性の高い商品
  • ニッチでライバルが強くない市場の商品

などの場合に限り、「35%前後の最終利益率」で、5割以下の時間配分で取り組まれるのが良いです。

「最終利益率40%以上」のリサーチ方法を実践したい場合は、以下のコンテンツが参考になりますのでご覧ください。

関連コンテンツ:

→ 中国輸入の利益計算方法とエクセルで『中国輸入管理表』の作り方を詳しく解説!

 

それでは、最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

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