【2022年最新版】簡易OEM初心者が商品リサーチ時に確認すべきポイントとかかる費用を詳しく解説

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本コンテンツでは、簡易OEMの商品リサーチ初心者がリサーチをする際、「ここだけは押さえておいた方が良いポイント」を解説していきます。

私はこれまで、たくさんの生徒さんに簡易OEMのやり方をお伝えしていますが、1年〜2年継続されている人のなかで、6割くらいの人が、「初めて出品した商品や過去に開発した商品」を販売し続けています。

「開発した商品が長く売れ続けているならむしろ良いことなのでは?」

って思いますよね。

もちろん売れ続けていて、利益が取れているのは本当に素晴らしいことなのですが、ただ簡易OEMを始めたばかりの時に創った商品というのは、

・リサーチが中途半端で発注の手間の割に利益率が低い
・大して売れていないのに愛着がわいて商品を切りずらい

など、中途半端にうまくいってしまったがために、大きな改善をせずに、その後1年、2年と中途半端な商品を販売し続けているケースが多いことに気づいたんですね。

そうなってしまうと、過去に販売した商品ページの修正や発注作業に延々と時間を使うようになってしまい、さらには小さな成功体験が変に邪魔をして、利益率の低いジャンルで横展開してしまうなど、視野が劇的に狭まる(私も最初の頃は全く同じ状況に陥っていた)ので、月商が伸び悩むケースがとても多いです。

これに対する現時点での私の結論としては

「リサーチ段階で”付加価値コスト・経費を含めた最終利益40%以上”、4000円以上取れる商品(SEO対策しても2000円は残るもの)を選定する」

といったように、1つの明確な高い基準を決めると良いです。

 

【2022年最新版】簡易OEM初心者が商品リサーチ時に確認すべきポイントとかかる費用を詳しく解説

簡易OEMではリサーチに9割9分9厘、時間を使っていく

例えば「リサーチ段階で最終利益40%以上、4000円以上取れる商品(SEO対策しても2000円は残るもの)という基準は、実際に簡易OEMのリサーチをしている人ならわかると思うのですが、「そんな商品めったに見つかるわけがない」って感じると思います。

実際問題として、何も考えずにネットに転がっている情報だけでリサーチしていたらまず見つかりませんし、高いお金を払ってコンサルティングを受けたとしても、上記基準の商品を見つけるのは至難の業です。

と言いつつも、物販の世界は本当に広くて、少し見る場所を変えるだけで「こんなに高利益率のジャンルがあったのか!」と目から鱗が落ちるくらいに、新しい発見があったりもします。(※私自身、一人でリサーチしてたらまず気づかなかったジャンルが、現在進行形でどんどん出てきます。優秀な外注さんや生徒さん、ビジネス仲間、代行会社の中の人から教えていただくことが多々ある)

Amazonの相乗り出品では、リサーチが9割とよくお伝えしているのですが、新規出品(OEM・簡易OEM・ODM)に関してはリサーチが9割9分9厘だと実感していて、それこそ1年、2年とその商品を取り扱う可能性が高いなら、商品リサーチで1ヶ月、2ヶ月以上の時間を使っても全く惜しくないです。

とはいえ、高い基準でリサーチしているといつまでたっても新規出品できないので、「高い基準の商品は横展開用」と割り切って、平行して「基準をやや緩和してすぐに新規出品できる商品」のリサーチをしていくと良いです。

緩和リサーチの商品はあくまで「新規出品の練習用」と割り切って、利益率が微妙なら2、3ヶ月ですぐ取り扱いをやめて次の商品を開発する。

「仮説」→「実行」→「検証」→「問題解決」→「仮説」…を高速で回していく。

これこそが、あなたの目標となる月商・月利を達成するために最優先で意識すべきことになります。

 

【よくある失敗】利益率を高めるなら「付加価値」にコストをかけてはいけない

実際に私が販売していた商品で「洗車道具」と「拭き取りタオル」をセットにしていたことがありました。

「洗車では必ずタオルが必要になるから、セットにしたら多少販売価格を高くしても売れるだろう」

という目算で、実際にタオルの仕入れコスト分、上乗せして販売したところ、なんと全く売れなかったのです。

 

当時、私なりに分析した結果としては、

・洗車キズなどがつきにくいタオルを求めている人が多い
・そもそもタオルは日本でも安く買えるし自宅にある人が多いのでは

と結論付けて、この商品はすぐに撤退したのですが、この経験から得たことは

「購入者が本当に求めているかどうかまでリサーチしていないセット商品は高確率で売れない」ということです。

結果、この商品はベンチマークとなる「洗車道具単体(タオルなし)」と同じ価格まで下げて、やっとポツポツ売れ始めたくらいだったので、「お客さまがどのような付加価値を求めているのか」という部分のリサーチは、「付加価値」を付けることにおいて、何よりも重要だと感じたわけですね。

逆にいえば、たとえばAmazonレビューで「日本語説明書がついていなかった」という理由で低評価のついているベンチマーク商品があれば、「日本語説明書」をつけるというわずかなコスト(一度作成してしまえば印刷代のみ)で、ベンチマークのカタログからではなく、あなたの販売カタログから購入される可能性があるということです。

なので、「付加価値」となるセット商品対象は可能な限りコストを抑えて、「付加価値込みでベンチマーク(ライバルのカタログ)と同価格で販売しても利益がしっかり残る商品」を選定するようにしてください。

こうすることにより、仮にあなたが購入者のニーズをしっかり汲み取った付加価値(セット商品など)を付けたら、どんどん売れて良質なレビューが集まってきます。

そうしますと、ベンチマークの商品より販売価格を高くしても、あなたの商品カタログからどんどん売れていきますよ。

 

簡易OEMにかかる費用は超ざっくり書くと「月間販売数300個/月商100万/利益20万/仕入れ金額60万」

もちろん取り扱う商材によって数字は大きく変わりますが、超ざっくりと書くなら「月間販売数300個/月商100万/利益20万/仕入れ金額60万」あたりの数字が、簡易OEMを始めて4ヶ月〜6ヶ月で目指せる、現実的な1つの基準です。

 

もちろん上記数字は超ざっくりとした平均的な数字であって、そもそも最初のリサーチの段階で単価・利益率の高い商品さえ選定しておけば平均的な数字の2倍以上にもなるし、低い商品を選定してしまえば、同じ労力でも、平均値の半分以下になることだってあるのです。

「簡易OEMではリサーチに9割9分9厘、時間を使っていく」ことの意味、少しはご理解いただけたでしょうか?

 

繰り返しにはなりますが、1度新規出品して継続販売できた商品は、2年、3年と長くお付き合いをしていくケースが多いです。

一度自分が参入する市場を決めてしまいますと、誰かに指摘してもらわない限りは「小さな成功体験が足を引っ張って盲目的になる(別の市場に意識が行かなくなる)」ケースが多いです。

もしあなたが「とりあえず売り上げてはいるけど伸び悩んでる」と感じられたなら、今販売している商品に費やす時間・お金の比率を減らして、新しい市場を開拓することに注力してみてくださいね。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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