こんにちは!Sakaiです。
本コンテンツでは、中国に拠点をおく輸入代行会社の社内会議に参加させていただいたり、中国国内物流を視察させていただいたりなどの経験を持つ私Sakaiがですね、タオバオやアリババの商品が届かない時の原因と対処法を解説していきます。
ちなみに、中国国内物流はこんな感じ。
中国国内物流会社を
見学してきました。中国は物流量が
トップクラスなので、
人が入る工程では負荷が大きい。しかしこのような現状は
変わりつつある。 pic.twitter.com/cSdkGLxqyO— さかい🌏2ヶ月で5万稼ぐ中国輸入戦略 (@sakai86drive) July 17, 2019
中国の物流は
自動化が進んでいて、商品の管理から仕分けまで
AIやロボットが活用されています。現場でもすでにこのレベル。 pic.twitter.com/1bJhJOekdz
— さかい🌏2ヶ月で5万稼ぐ中国輸入戦略 (@sakai86drive) July 17, 2019
コンテンツ
タオバオやアリババで商品が届かない原因は中国店舗との「意思疎通問題」と「SEO問題」
まず大前提として、タオバオ・アリババの商品はもともと「中国内マーケット市場」がメインです。
イメージとしては、ヤフオクやAmazonのマーケットプレイスで販売している出品者みたいな。
仮にあなたがヤフオクで出品していたとして、突然中国在住の方からお問い合わせで
「私は中国在住です。落札したら送料いくらかかりますか?」
ってメッセージが来たら、いつもとは違う、慣れていない対応をせざるを得ないですよね。
想定していないことにはトラブルが付き物です。
例えば、販売者・購入者どちらも「輸入に関する法規制」の知識がなかった場合には、
「食品衛生法」などに抵触して「税関」でストップしてしまい、届かなくなるということも起こり得るわけです。
仮に上記のようなトラブルがあった場合、いくら翻訳ツールを駆使したところで、2020年現在の精度では「意思疎通」がうまくできないので、時間的・金銭的ロスが発生することは想像に難くありません。
タオバオやアリババで届かない原因の1つに「SEO対策で価格・在庫がデタラメ」と言う現状
ここでちょっと、中国店舗の立場になって考えてみてください。
商品をたくさん売るためには、タオバオやアリババでは、日本のGoogleやAmazonと同じように、SEO(検索エンジン最適化)をする必要があります。
SEOをざっくりと説明すると、例えば購入見込み客がAmazonで検索をしたら、ほとんどの人はまず1ページを上から順番に見ていきます。
仮にあなたがAmazonで販売ページを作成して商品を販売していたとして、4ページ目、5ページ目に掲載されていたとしたら、どれだけ良い商品を売っていたとしても、検索した購入見込み客に見られる頻度は少なくなり、結果として売れません。(SEO対策はここでは割愛します)
これは、中国のタオバオやアリババでも全く同じで、
中国店舗は「いかにして1ページ目に掲載させるか」、つまり「検索結果の上位表示」をするために試行錯誤しているわけです。
タオバオとアリババでは、SEO対策のために「在庫がなくても販売ページを消さない」という手法がSEOに効果があるようで、実際商品がないにも関わらず在庫の数字が表示されている、ということが横行しているんですね。
在庫がないのに、在庫があるように設定して上位表示させる。
タオバオサイト上で在庫がないと、SEO的には不利になっていく現状がある以上、仕組みを熟知した人でないと、「この店舗は本当に在庫があってすぐに送れるのか」と言う判断が難しい。
結果的にハズレを引いて在庫がなかった、届かなかったと言うことが、今でも起こっているのです。
では、目当ての商品を買い付けたあとに「届かない」とならないためにはどうすれば良いのか?
タオバオやアリババで商品が届かないときの対処法は「輸入代行会社」を利用する
結論、中国のタオバオやアリババのシステムに詳しく、中国店舗と「意思疎通」のできる担当者がいらっしゃる「輸入代行会社」を利用するのが良いです。
私もコンサルティングを行うときに、タオバオやアリババでの評価を参考にしましょう、とはお伝えしていますが、実はあの評価は本当に参考程度にしかならなくて、あてにできないんですね。
なぜなら、中国店舗側が「10元払うから評価を変えてくれ」と買収を持ちかけて来たりするなど、日本ではちょっと考えられないようなことがまかり通っているからです(笑)
そうすると、SEO対策で「在庫がなくても販売ページを消さない」中国店舗から買い付けて、しばらく届かない商品を我慢して待って、やっと届いて悪い評価をつけたとしても、10元を受け取った購入者は「まぁ良いか」と良くない評価を良い評価に変えると言うことも、中国人同士のやりとりではごく普通にあるわけです。
これはもう、日本と中国の常識の違いなので仕方がない。
なので、そこはもう割り切って、中国の常識とタオバオ・アリババの仕組みを熟知している輸入代行会社の担当者さんにお願いして、これまでの経験や情報から判断してもらうのが結果的に「タオバオの商品が届かない」と言うリスクの低減に繋がるのです。
おすすめの輸入代行会社の見極め方は以下のコンテンツで詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
参考コンテンツ:
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