【重要】中国輸入×Amazon相乗り出品リサーチで『超効率的に進める』方法を詳しく解説

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本コンテンツは、

中国輸入×Amazon相乗り出品リサーチで『超効率的に進める』方法を詳しく解説

というテーマでお届けをしていきます。

 

たくさんの生徒さん・クライアントさんに相乗り出品をお伝えしていくなかで、

  • 1商品あたりにかけるリサーチ時間が10分以上(多い人だと30分超えも!)
  • 早々にAmazonと同一の中国商品を探している

 

というパターンが多いことに気づきました。

 

今回解説する方法通りにリサーチを進めていくことにより、

 

  • 見るべきポイントを押さえることで1商品にかける時間を飛躍的に短縮できる
  • 条件にあった商品だけ深堀りするので『超効率的に進める』
  • 1時間で30種類以上の商品をリサーチできる(NG商品含め)

 

と言った感じで、作業効率が飛躍的に向上します。

ちなみに今回の内容は、中国輸入×Amazon相乗り出品の全体像を、なんとなくでも理解している人が対象になります。

まだよくわからない方は、以下のコンテンツを読んだ後に、本コンテンツを読むようにしてみてください。

そのほうが理解が深まりますよ。

 

関連コンテンツ:

→【2021年最新版】Amazonを利用した中国輸入で利益の出る商品のリサーチ方法【相乗り出品】

 

【重要】中国輸入×Amazon相乗り出品リサーチで『超効率的に進める』方法を詳しく解説

検索結果画面で「価格」と「レビュー数」を確認する

以下の画像は、Amazonでの検索結果画面です。

ここでは、「価格」と「レビュー」を確認するようにします。

基準としては、相乗りリサーチに慣れるまでは

  • 価格は2000円以上
  • レビューは★3.5以上

で、見ていくと良いです。

 

理由としては、

  • 価格が2000円以下だと他の相乗り出品者が値下げして利益が取れないことが多い
  • レビュー★3.5以下だと検品で対応できない低品質商品の可能性がある

からです。

慣れていないうちはつい上の基準に満たしていない商品も見てしまいがちですが、『超効率的に進める』なら一度決めた基準は厳守して、スピード感を持ってリサーチを進めていくと成果に繋がりやすいです。

 

ただ、レビューに関しては例外もあって、単価の高い商品はレビューがついていなくても確認してみると良いです。

なぜなら、

レビューがついていない商品は基本的に月間販売個数が極端に少なく、売れていたとしても、0.3個(3ヶ月に1個の販売実績)〜3個くらいなのですが、仮にAmazon販売価格が8000円だとした場合、商品重量(体積重量)や仕入れ単価次第では、1個売れるだけで3000円以上の利益が出ることもあるからです。

始めのうちは、検索結果1ページ目に出てくる高単価の商品(1ページ目は売れている商品が表示される傾向にある)は全てチェックするようにしても良いと思います。

で、上記条件に当てはまった商品をクリックして販売ページを見ていきます。

 

「ブランド名」と「ブランドロゴ」を確認する

Amazon販売ページを開いたら、何よりも先に確認すべきは「ブランド名」と「ブランドロゴ」です。

知的財産権を侵害しますとAmazonのアカウントが停止したり、万が一の場合には訴えられますので、必ず商標検索サイトで確認をするようにしてください。

これを確認せずに仕入れ前の利益計算や中国で同一商品を画像検索している人が多いのですが、時間をかけて最後に商標をチェックしていたら「あー、30分も時間かけたのに商標があったー!」ってなりますからね。

これを最初にしておけば1分で諦めて次に進めるので、単純計算で29分の節約になります。

知的財産権を調べるときには、日本と海外の商標検索サイトの2箇所で調べておくと良いです。

仮に日本で登録されていなくても、海外で登録されていたら日本に進出してきた時点である日突然日本の商標を取得していた、ってことになるからですね。

日本と海外の商標の調べ方は以下のコンテンツで詳しく解説していますので、必ずチェックするようにしてください。

参考コンテンツ:

→ Amazon販売に取り組む前に必ず知っておくべき商標権について

→ アメリカで登録されている商標権を調べる方法

 

今回の卓上収納ケースのブランド名は「カッキガッキ」となっていますので、実際に商標検索をしてみますと、

検索結果にヒットしましたが、「係属-出願-審査待ち」というステータスになっています。

このような場合、時間が経過したらそのまま承認される可能性が高いので、基本的に相乗りをすることは控えた方が良いです。(厳密に言えば商品の区分と違う場合は相乗りできる可能性がありますが、判断が難しいので知見を深めるまでは避けた方が良い)

商標登録をしているということは、カタログ作成者が「アクティブ」だと考えられますので、相乗りをしたら積極的に対策される可能性が高いからです。

相乗りで稼ぐなら超重要!「アクティブ」「非アクティブ」の考え方はこちら

→ 基本的にノーブランドの商品は相乗りOKですが・・・

 

今回は、説明をわかりやすくするために、「カッキガッキが商標登録されていなかった」と仮定して進めていきます。(※もちろんこの商品に相乗りはしないようにしてくださいね!)

 

FBA料金シミュレーターで「商品重量」と「体積重量」を確認する

ここで「FBA料金シミュレーター」というツールの出番となるのですが、

「え、商品の需要を確認せずに先にFBA料金シミュレーターを先に開くの?」

って思いますよね!

そうなんです。

実は商品の重量と大きさを確認することは超重要で、中国輸入で大きく稼がれている人ですら、

この数値を確認をしなかったことにより実際に輸入販売したら利益が取れなかった、という経験をされている方がいらっしゃるくらいです。

逆に考えれば、この数値を最初に確認して、重い商品や大きい商品を避けるようにしたら(単価の高い商品は別です)、超効率的にリサーチを進めることができるというわけなんですね。

で、実際に確認をしていきたいんですけれども、

「SmaSurf」というツールを導入することにより、「SmaSurf設定」のタブにカーソルを合わせて「アイテムクイックを表示する」のチェックボックスをクリックするだけで、すぐ上に「FBA料金シミュレーター」に簡単にアクセスできる窓が追加されます。

作業効率を高めるために「SmaSurf」はもはや必須ですので、必ず導入するようにしてください。

参考コンテンツ:

→ 中国輸入転売ビジネス必須ツール『SmaSurf 』の導入方法

 

導入しましたら「FBA料金シミュレーター」をクリックします。

 

で、ここで最初に確認するのは、ツール本来の役割とは別のところ、

FBA料金シミュレーターに蓄積されているデータを確認します。

 

ご覧のように、一度でもFBA倉庫に納品履歴のある商品は、「箱の寸法」「商品重量」の詳細なデータがいつでも誰でも見られるようになっています。(※FBA倉庫に納品履歴がなくデータが取れない場合は類似商品をリサーチして参考にしてください)

これって本当に凄いことで、この貴重なデータを使わない手はありません。

この時点で中国から日本に送る際にかかる「国際送料」を計算しますと、

上の画像は私の生徒さんにも使ってもらっている自動計算できる輸入管理表ですが、左にFBA料金シミュレーターの情報を入力することにより、右側に国際送料の予測数値(今回は1個あたり826円かかる見込み)が表示されるようになっています。

ある程度リサーチ経験を積んでいきますと、この時点で利益が取れるかどうかの判断ができるようになってきますので、まずはこのプロセス(商品の大きさ・重さの確認)を習慣にするようにしてください。

「中国輸入管理表」の作り方は以下のコンテンツで詳しく解説していますので、併せてご参考ください。

参考コンテンツ:

→ 中国輸入の利益計算方法とエクセルで『中国輸入管理表』の作り方を詳しく解説!

 

今回は国際送料が「826円」程度ということで、Amazon販売価格の「3522円」を考慮しますと、中国での仕入れ単価次第では利益が取れると判断できます。(※この時点で判断するにはある程度の経験値が必要ですが、できるようになると作業効率が劇的にアップします)

 

「供給(出品者の人数)」を正確に表示させる

このプロセスは次の項目を確認するために必須となるのですが、通常リサーチを進めていると、Amazon販売ページの出品者数が正確に表示されないことがあります。

正確に表示させるためには

先ほど確認した「箱の寸法「商品重量」のすぐ下にある「商品の詳細を確認」をクリックして、Amazon販売ページを開くようにします。

これにより、

正確な出品者の人数が表示されるようになりますので、これ以降の項目は必ずFBA料金シミュレーターを通して進めていくようにしてください。

 

商品の「需要」と「供給(出品者の人数)」を確認する

このステップでは「Keepa」という有料ツールを使って進めていきます。

少し効率は落ちますが、「ショッピングリサーチャー」という無料ツールでもできなくはないので、以下のコンテンツを参考に導入してみてください。

導入手順はこちら:

→ モノレートの代替以上に使える優良リサーチツール『Keepa』の使い方を超簡単に解説!

→ モノレートの代わりになる無料ツール『ショッピングリサーチャー』の使い方を解説!

 

Amazon販売ページを少し下にスクロールしますと、

このように、ページを切り替えなくても詳細なデータが確認できるようになります。

左下の「統計」にカーソルを合わせますと、右赤枠内のように「売れ筋ランキングから推測される月間販売個数」が表示されます。

「3.7」という数字は、私の経験上、月に3個以上売れている可能性があるというデータだと認識しています。(厳密に言えばランキングデータの刻みを計測していると考えられる)

で、次に、この販売ページに出品しているセラーの人数を確認します。

 

左上赤枠内、もしくは右下の「新品(3)点」という部分をクリックしてみてください。

 

そうしますと、この販売ページに出品しているセラーの一覧が表示されます。

この販売ページには、3名の出品者がいるということがわかります。

こちらの3名は「販売元」が店舗名(セラー名)となっていますので、自社倉庫、もしくは自宅から発送している「自社発送」だと考えられます。

もしあなたが「自社発送」ではなくAmazon倉庫に納品をして自動で販売する「FBA発送」にする場合には、時期によっても変動しますが基本的には優遇して販売機会を与えられる可能性があります。(買い物かご(カート)が取得しやすくなると言われている)

今回は、AmazonのFBA倉庫のキャパシティがオーバーして、「自社発送」でもカートが獲得しやすい(FBAと同条件)と仮定して進めていきます。(※2020年6月前後の時期、上記理由で実際に「自社発送」が優遇されている事象を確認しているため)

こちらは先ほどのKeepaの画像ですが、3.7個売れていて出品者が3名ということは、あなたが相乗りをした場合、4名となる。

4名の出品者が平等に販売機会を与えられるとしたなら、

3.7個 ÷ 4名 = 0.925個(1人あたりの月間販売個数)

このままライバルセラーが増えなければ、

1ヶ月に1個売れるかどうかと推測することができます。

 

もしFBA出品者が優遇されるような時期であれば、販売個数はもっと伸びる可能性もありますし、仕入れ単価次第では1個売れるだけでも1000円以上の利益を得られる可能性があるので、リサーチを進めても良いと判断ができますよね。

理想としては、月間販売個数は1人あたり5個以上は欲しいところなので、慣れてきたら基準を高く設定していくと良いと思います。

これでようやく、FBA料金シミュレーターの本来の使い方をしていきます。

「Amazon販売価格」を①に入力して②の「計算」をクリックしますと、FBA手数料が「1023円」と表示されます。

 

中国サイト(タオバオ・アリババ)でAmazon販売ページと同一の商品を探す

詳細は以下のコンテンツで詳しく解説しています。

参考コンテンツ:

→ 中国サイトで仕入れ候補(Amazonと同一商品)を見つける

 

この方法で同じ商品を見つけたら、最後に「仕入れ前の利益計算予測」を行って終わりです。

販売実績があり、利益が取れる商品をたくさん見つける作業を繰り返していくと、まとまった物量になってきます。

国際送料は商品の物量が多ければ多いほど安くなりますので、まとまった物量をリサーチした時点で輸入代行会社に発注するという流れになります。

参考コンテンツ:

→ Amazon中国輸入実践者必見!仕入れ前の利益計算方法を詳しく解説

 

終わりに

 

「中国輸入×Amazon相乗り出品リサーチで『超効率的に進める』方法を詳しく解説」というテーマで、かなり詳細にまで解説をしていきました。

生徒さんに相乗りリサーチの所要時間をヒアリングしたところ、1商品あたり15分以上時間を使われているケースを確認しましたので、取り急ぎ本コンテンツを作ることとなった次第です。

中国輸入×Amazon相乗り出品リサーチを『超効率的に進める』には、

1時間で少なくとも20商品は見れるようにスピード感を意識してリサーチを進めていきたいです。

ぜひ1度自分自身がどれだけリサーチに時間を使っているかをストップウォッチで測っていただいて、本コンテンツを参考に、リサーチスピードを高めるように意識されてみてください。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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