中国輸入転売Amazonリサーチ時に相乗りOK・NGの判断基準を詳しく解説

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 ※本記事は動画でも解説しています。通勤・通学中にオーディオブック感覚でどうぞ!
こんにちは!Sakaiです。

 

本記事では、NG商品シリーズ第三弾という事で、直近でご質問の多かった、相乗りOK・NGの判断基準を具体的に解説していきます。

 

関連記事:

→ 【第一弾】中国輸入初心者がAmazonで販売OKと判断しやすいNG商品

→ 【第二弾】Amazonリサーチ時に注意すべき中国輸入NG商品とは?

 

最初にこちらをお読みください

 

相乗りOKのノーブランドはこんな商品です

 

リスのオブジェが可愛いこちらのAmazon販売ページは、典型的なノーブランド商品の1つです。

 

の商品タイトル先頭とのブランド名に『ノーブランド』と記載されているので、とてもわかりやすいですよね。

 

もちろん、仕入れOKの商品です。

 

相乗りの推奨ができないグレーゾーンのノーブランドはこんな商品です

 

コスプレ用のドレス。

 

商品タイトルとブランド名に『ノーブランド品』と記載されていますが、アニメキャラクターをイメージして作られた商品です。

 

現状のAmazonではこのような版権物が散見されますが、企業や権利者からの申し立てがあった場合には出品停止、もしくはアカウント停止も考えられる為、仕入れの推奨はできないです。

 

相乗りNGのノーブランドはこんな商品です

 

自転車のパーツということで、一見すると相乗りしても問題のない商品に見えます。

 

ここで注目したいのが、商品に刻印されているロゴです。

 

 

逆さまでちょっと読み辛いですが、『BONTRAGER』という固有名詞を確認することができますよね。

 

この固有名詞をGoogle検索すると・・・

 

 

検索結果を確認しますと、有名自転車メーカーのブランドであることがわかります。

 

中国で販売されている商品はコピー品か正規ルートを通っていないので、当然のことながら相乗りはNGと判断できます。

 

プライベートブランド(オリジナル商品)の相乗りもNG

 

プライベートブランドは、

 

  1. 『商品かパッケージに商標登録済のブランド名やロゴの刻印』
  2. 『ロゴ刻印されている箇所の画像掲載』
  3. 『商品タイトルの先頭に自社ブランド名を入れる』

 

本記事では上記を満たしている商品のことを指しています。

 

上記のような、商標登録されたロゴが商品に刻印されている場合などですね。

 

商標の調べ方は以下の記事で詳しく解説していますので、併せて参考にしてください。

参考記事:

→ Amazon販売に取り組む前に必ず知っておくべき商標権について

 

Amazonの基準に満たしていないプライベートブランドはノーブランド扱い

 

プライベートブランドのなかには、Amazonの基準に満たしていない『相乗り可能』な販売ページも存在しています。

 

 

例えば、こちらの販売ページでは『Neustadt』というブランド名で商標登録もされていますが、ブランド名には『ノーブランド』と記載されていますので、相乗りOKの商品ページです。

 

この商品、なぜブランド名が『ノーブランド』となっているのか、いくつかの推論が立てられます。

 

  1. カタログ作成時(2013年)はノーブランドと記載しても一定の相乗り抑止効果が期待できた
  2. 購入者やセラーからの報告により、プライベートブランドの基準に満たしていない販売ページのノーブランド化
  3. Amazon担当者の見回りによる基準に満たないページのノーブランド化・ページ統合

 

テクニカルサポートからの情報やコンサル生からのご報告から、上記のような状況が考えられます。

 

基本的にノーブランドの商品は相乗りOKですが・・・

 

 

Amazon’s Choiceのマークが付いているこちらの販売ページは、とても売れ行きが良いのですが、赤枠内の文面を確認すると中国人セラーが作成した販売ページだと推測ができます。

 

 

そして、中国サイトで同一商品も販売されていますね。

 

『代理店』との記載があることから、Google検索や、中国の事情に詳しい輸入代行業者にお問い合わせをして、事実関係を確認するのも一つの手段ですが、基本的にはこのような商品への相乗りは推奨できません。

 

なぜなら、モノレートのデータを確認しますと、

 

 

出品者が2名に増加した直後、1名に減少しています。

 

この現象から考えられることは、カタログを作成した中国人セラーが相乗りをした出品者に対して、権利を主張するメールを送信するなど、何らかのアクションを起こしているアクティブなカタログだと推測することができます。

 

この場合、正当性・プライベートブランドの対策が不完全云々の前に、相乗りをすることによって考えられるアクションの対応は時間的ロスが大きく、双方にとってデメリットでしかありません。

 

以上のことから、アクティブなカタログの相乗りは控えることを推奨しています。

 

ただ、なかには上記と同条件、プライベートブランドとして条件を満たしていない『非アクティブ』なカタログも存在します。

 

 

こちらの商品は、他に相乗りしているセラーが11名いることから、非アクティブ(メールを送ってこない)と考えることができます。

 

以上の事から、Amazonの規約上は相乗り出品OKの商品ページでも対応の時間的ロスを考慮し、アクティブ・非アクティブの見極めを含めて、相乗り判断を行なってください。

 

終わりに

 

相乗り販売をしていると、同じ立場のセラーさんの動きや販売カタログを作成したセラーさんの動きに敏感になってきます。

 

それに加えて、現状のAmazonは誰でも簡単にカタログが作成できることに加えて、昨今の中国人セラーの流入で相乗りの判断基準も変わってきていますので、しっかりと変化に対応していきたいですね!

 

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