当メディアでは、初心者向けの中国輸入ノウハウは基本的に無料で公開しているので、メルマガとLINEで配布しているマニュアルを読んで挑戦されている人から、ご質問やお問い合わせをいただくことがよくあります。
最近よくいただくお問い合わせの1つに、
「リサーチした商品を代行会社さんに見積もりを出してもらったのですが、国際送料が入ると利益がとれません」
という内容です。
『国際送料』に関しては、当メディアでも深く掘り下げているコンテンツが複数あるのですが、本コンテンツでは上記の質問に回答する形で書いていきます。
コンテンツ
中国輸入転売×Amazonで国際送料が入ると利益がとれない時の対処法
まず前提として、中国から日本に送る際にかかる国際送料は、商品の『実重量・体積重量の重さ・大きさ』で決まります。
重かったり大きい商品は国際送料がシンプルに高くなりますので、Amazon販売に慣れるまでは『重い商品・大きい商品』は取り扱わないようにするのが鉄則です。
Amazonリサーチの初期段階で『体積重量』を確認する
Amazonで1度でもFBA倉庫に納品されたことのある商品は、『FBA料金シミュレーター』というツールを使うことにより、『商品の実重量と寸法』を簡単に調べることができます。
本来であれば、FBA料金シミュレーターは『フルフィルメント by Amazon(FBA)』のサービスを利用する際に発生する手数料を算出するツールですが、左上の方に画像のような箱の寸法と商品重量の詳細なデータが記録されているんですね。
数字が苦手な人はピンとこないかもですが、『8.128 × 7.112 × 6.096 センチメートル』という箱の寸法から、この商品はとても小さい商品であることがわかります。
この商品は、当メディアの推奨しているノウハウですと、国際送料は1個あたり『18円』程度しかかかりません。※21kg以上の物量でOCS利用時
対して、以下の商品は、
『17.5999 × 35.2999 × 49.2001 センチメートル』という箱の寸法から、この商品はとても大きい商品であることがわかります。
この商品の国際送料を算出してみますと、1個あたりなんと『1528円』もかかってしまいます。
中国から日本へ送る際に利用する航空便のスペースは限られているので、大きな商品は当然、相応の送料が必要になるということなんですね。
以上のことから、Amazonで需要のある商品を見つけたら、中国で同一の商品を見つけるよりも何よりも先に『体積重量』を確認すると『超効率的』にリサーチを進めていくことができます。
当メディア推奨の利益計算ノウハウはこちら:
→ Amazon中国輸入実践者必見!仕入れ前の利益計算方法を詳しく解説
→ 【2020年最新版】中国輸入初心者が仕入れ販売する際にかかる経費を詳しく解説
リサーチの段階で『最終利益率20%以上』を見つける
最終利益とは、詳しくは上の利益計算ノウハウを見ていただけたらと思いますが、
・Amazon 販売価格
・タオバオ販売価格
・FBA 手数料
・国際送料
・中国国内送料
・関税
・各種代行手数料
上記全てを計算して算出されたもの『最終利益率』と定義しています。
最終利益率の計算式は、
『最終利益額』÷『Amazon販売価格』=『最終利益率』
実際にAmazonでリサーチした商品を1個ずつ最終利益率まで算出して、20%以上の商品を見つけることができれば、あなたが商品を発注して、Amazonに商品が届くまでにライバルセラーが増えたとしても、価格を下げて損切りをしても利益が残るという状況を作りやすいです。
【総括】中国輸入転売×Amazon販売で利益がとれるかどうかは仕入れ前の利益計算で決まる
中国輸入転売×Amazon販売は、事前のリサーチが何よりも重要です。(実質、作業時間の9割以上は商品リサーチに費やす)
ですので、商品リサーチの精度をいかに高めるかで時間対効果(効率)が大きく変わってきます。
お問い合わせをして頂いた読者さんや生徒さんの中には、
「休日に10時間リサーチしても1個も基準を満たす商品が見つからなかった」
という方もいらっしゃれば、
「1時間で3個見つかりました!(平日の仕事明けに)」
という方もいらっしゃいます。
リサーチ効率を高める方法を、以下のコンテンツで解説しています。
少しでもご参考になれば幸いです。
関連コンテンツ:
→ 【2020年新ツール対応版】中国輸入転売初心者でも超効率的に見つかるおすすめリサーチ方法
コメントを残す