Amazon販売に詳しい人ならご存知かと思いますが、2022年6月に「Amazonの規約違反に該当する」とのことで、超有料級の無料リサーチツール「モノレート」が利用できなくなりました。
実はその前にも2019年末、有料リサーチツールの「Nint for Seller」のサービスが終了という経験をしていたので、私は常々
「有料・無料に関わらずツールに依存するのは危険だな」
と、考えていました。
そこで、「Nint for Seller」のサービスが終了した頃から「ツール不要」の方法を模索した結果、今では「ツールがなくてもベストセラー商品を生み出せるリサーチ方法」を確立しました。
と言っても、シンプルかつ超簡単。
結論、「Amazonランキングの確認」と「定点観測」を実施する、です。
今回ご紹介するリサーチ方法は、
1年以上ベストセラーを維持できている生徒さんが「メインで実践しているやり方」なので、超々有料級ですよ。
コンテンツ
有料ツール不要!超効率的なAmazon新規出品(簡易OEM)リサーチ方法を解説
Amazonランキングとレビュー数を見て「なんかたくさん売れてそう」な商品を見つける
当メディアでお伝えしている基礎的なリサーチは以下の関連コンテンツ(先に目を通しておくと良いかも)ですが、まずAmazonトップページを開きます。
関連コンテンツ:
→ 中国輸入×Amazonにおける「簡易OEMリサーチ」のやり方を詳しく解説
検索入力フォームに「ノーブランド 〇〇(中国商品で良く使われてるキーワード)」を入力して検索。
検索結果に表示された「ノーブランドっぽい商品」ならどれでも良いのでクリック。(※スヌー○ーはもちろんNGですよ)
少し下にスクロールしたところに表示されている「1.980位キーケース・キーホルダー」をクリック。
詳細は割愛しますが、いわゆる「小カテゴリー」というもので、ニッチで簡易OEMしやすい商品が見つけやすいです。
今回は、ランキング6位の上画像の商品をクリックします。
この画面からもわかる通り、「レビューが144個もついててめっちゃ売れてそう」って思いますよね。
もう本当に、難しく考えずにこれくらいの感覚でOK。
そして今回も少し下にスクロールしたところに表示されている「Amazon売れ筋ランキング」を確認しますと、「大カテゴリー(車&バイク)」「小カテゴリー(キーケース・キーホルダー)」の順位が確認できます。
これ以降、Amazonリサーチする時は必ず
「大カテゴリー」「小カテゴリー」の順位を意識するようにしてください。
「なんかたくさん売れてそう」な商品を「定点観測」する
「なんかたくさん売れてそう」な商品を見つけたら、次に「定点観測」を行います。
関連コンテンツ:
→ 中国輸入×OEMリサーチで必須!Amazon在庫数と販売個数の確認方法を詳しく解説
ただ、今回の6位の商品は、
「Stock 10 order limit」と表示されていますので、10個までしかカートに追加することができません。
このような場合は、大カテゴリー949位、もしくは小カテゴリー6位に近い「別商品を定点観測する」と、結果的に今回の商品がどれだけ売れているか予測することが可能です。
例えば、「6位キーケース・キーホルダー」をクリックして、
一つ下の順位となる「7位の商品」をクリックしてみましょう。
6位の商品に表示されていた「Stock 10 order limit」の表示ではなく、「Stock 101」と、正常な在庫数が表示されていることがわかりますよね。
あとはこの在庫数を、例えば午前6時に「101」とエクセルに記入しておいて、翌日(24時間後)の午前6時に再度この販売カタログを確認して、在庫数が「91」と表示されていたら、1日に10個売れたということになります。(※精度を高めるには7日以上の販売個数の記録を推奨)
7位の商品が10個売れているということは、
「6位の商品なら12個売れてるかも」といった「仮説」が立てられますよね。
超アナログな方法ですが、デジタルな有料ツールは実際に使ってみると実際の販売数と比較して相当違う数字が表示されることがあるので、私の生徒さんには必ずこの方法を実践してもらって、「正確な販売個数を把握する」ことをやってもらっています。
「定点観測」を実施するにあたり、1点だけ注意してほしいのが、「出荷元がAmazon」であることを、必ず確認してください。
これがAmazonではなく店舗名(自社発送)ですと、FBA倉庫で正確な在庫数を計上しているのではなく、「出品者が在庫数を自由に調整できる」ので、正確な数字が反映されないです。
ハッキリ言って、ベストセラー商品を創るのに「有料ツールは不要」ですが、中にはツールの機能をうまく使って「市場規模」を的確に見極めて成果を出す生徒さんもいらっしゃいます。
とはいえ、2019年末、有料リサーチツールの「Nint for Seller」のサービスが終了したように、社外製のリサーチツールはいつ無くなるかわからないので、必ずAmazon上で完結可能な今回のリサーチ方法はマスターするようにしてください。
今回ご紹介した方法は「たくさんの有料ツールを利用したけど結局この方法に戻った」というベストセラー実績者が人がいるくらいに有用なリサーチ方法なので、ぜひ実践してみてくださいね。
それでは、最後までご覧になって頂きまして、ありがとうございました!
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