緊急度より重要度を優先する『時間管理のマトリックス』を解説

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こんにちは!Sakaiです。

 

あなたは『時間管理のマトリックス』という概念を聞いたことはありますか?

 

多くの人は『緊急かつ重要』であることに関しては意識を向けていますが、

『緊急ではないけどとても重要』なことにはあまり意識を向けていません。

 

本記事では、あなたのビジネスを加速するために必須の考え方である『時間管理のマトリックス』について、解説をしていきます。

 

時間管理のマトリックスとは?

 

『時間管理のマトリックス』は、アメリカの作家で経営コンサルタントをしていたスティーブン・R・コヴィーという人が提唱した、時間に関する考え方です。

 

「自分でもとても大切なことだと感じてはいるけれど、なかなかそれを実行する時間が取れない」

 

と、考えている人は多いと思います。

 

そこで、『重要事項』を優先して、時間を有効利用する必要があります。

 

 

上段の『第一領域』と『第二領域』は重要性の高い事項となっていて、この四つの領域のなかで特に重要とされているのが、緊急ではないけれど重要な『第二領域』です。

 

多くの人は『第二領域』を一番後回しにしているという事実

 

例えば、あなたが企業に時間を切り売りしているサラリーマンであると考えてみてください。

 

平日の勤務中には『第一領域』と『第三領域』に追われて、仕事が終わって帰宅すると、『第四領域』であるテレビやスマートフォンを見ながらお酒を飲んで、日中のストレスを発散してから就寝。

 

なんとなく時間的にも精神的にもゆとりが感じられなくて、平日に『第二領域』に当てはまる運動などの健康維持や勉強・自己啓発に時間を使う気力がわかない。

 

週末の休みには思い立ってスポーツジムや近所の公園にランニングに行ってみるも、長続きしない。

 

つい娯楽施設や飲み屋さんに足を運んでしまって、貴重な休日の24時間が終わってしまう。。。

 

私の会社員時代を振り返るとまさにこんな感じでしたが、このまま同じサイクルで過ごしていては、あなたの人生は代り映えのしない、現在の延長線上の未来しか訪れません。

 

重要でない項目は意識して減らしていく

 

『第三領域』と『第四領域』は一目見ただけでも何の生産性もないことがわかりますが、減らすのも難しいと感じる人も多いと思います。

 

『第三領域』は人間関係に関わることですし、『第四領域』は日頃のストレスを発散させるためには必要だと考える人もいるでしょう。

 

ただ、やはり現在の延長線上の未来を辿りたくないのであれば、この二領域は必ず意識して削減していく必要があります。

 

必要のない電話は極力受けるべきではありませんし、会社での飲み会が愚痴ばかりで生産性を感じないのであれば参加しないという意思を持つのも大事です。

 

テレビやスマートフォンを見ながらお酒を飲む時間などは習慣化しているので、1日1時間減らすだけでも一カ月で30時間、一年で360時間も使える時間が増えることになります。

 

習慣化を見直すことは特に重要ですね。

 

『第二領域の緊急ではないけれど重要』を最優先にする

 

例えば、健康的な身体でなければ仕事の締め切りを守ることが難しくなりますし、クレームやトラブル対応も満足にできませんよね。

 

『第二領域』は、長期的に考えれば『第一領域』よりも重要であるという認識がとても大事で、朝起きてウォーキングやランニングを済ませれば、緊急性のある『第一領域』は必ずその日のうちにやるように意識が向いていきます。

 

もっとポジティブな考え方としては、『第四領域』に当てはまる『毎日の晩酌を我慢』して、週末に実りある会話のできる友人やビジネス仲間と飲みに行くのもいいですね。

 

これは私が実践していることですが、『第二領域』の健康維持と人間関係づくりに転換できていると感じています。

 

タイムマネジメントを実践してより良い人生を!

 

私は自分の経験から人間が変わることはそれほど難しいことではないと考えていて、

『時間管理のマトリックス』を活用して『第二領域』を最優先にしていけば自然と『習慣』が変わっていきます。

 

習慣が変われば 人格が変わる

人格が変われば 運命が変わる

運命が変われば 人生が変わる

地球の名言より

ぜひあなたも『第二領域』を常日頃から意識して、より良い方に人生を変えていってくださいね。

それでは、最後までお読み頂きましてありがとうございました。

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