【2020年コロナ対応版】中国輸入で国際送料が高い理由と目安を詳しく解説

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新型肺炎(コロナウィルス)の影響で、中国輸入をする際にかかる『国際送料』の価格が跳ね上がっています。

 

特に私のブログを読まれている方は『OCS』という航空輸送サービスを利用されているケースが多いので、直近の度重なる値上げに不安を感じている人も多いはず。

 

本記事では、コロナが国際送料を高くしている理由と2020年4月末現在の国際送料の目安をお伝えしていきます。

 

ライバルみんな条件一緒なので、不安になるよりも現状をチャンスと捉えましょう!

 

【2020年コロナ対応版】中国輸入で国際送料が高い理由は『コロナ対策のコスト高』と『貨物スペース不足』の2つ

消毒作業や健康管理などの『コロナ対策』で時間とお金がかかる

日本企業でも自粛要請がなされているなか、今の時期に出社する企業はこれまで以上に従業員の体調管理、マスク着用、アルコール消毒の徹底など、適切な感染防止策が必要になりますよね。

 

加えて、中国輸入の場合には商品に対しても消毒を行っていたりしますし、通関の際の手続き項目が増えていることは、容易に想像できます。

 

こんな史上稀に見る歴史的出来事なので、国際送料が高くなるのは当然なんですね。

 

現状は緊急対策の渦中にあると考えられるので、どの物流会社もしばらくは価格が不安定になるでしょう。

 

大手企業が利用することによる『貨物スペース不足』

いま日本企業は、コロナによる中国の生産ストップを挽回するために、これまで船便を使っていた大企業などが航空便を使うようになっているそうです。

 

そうなれば、当然限られた『貨物スペース』は物量の多い大企業の物資に占有されることとなり、私たちが輸入する商品の置き場所は航空機内からなくなります。(企業が臨機応変に対応して私たちの暮らしを維持してくれているのでそこは感謝)

 

ただ、そうは言っても輸入物販で生計を立てている人は少しでも安く、速く輸入したいのが人情というもの。

 

輸入代行会社さんからの情報、私とクライアントの経験、ビジネス仲間から聞く限りでの現状の国際送料を書きますので、一つの目安にされてみてください。

 

2020年4月末現在の中国輸入における国際送料と納期の目安

 

納期に関しては、どの運送ルートも遅れています。

 

2020-04-23 11:27:39

本日は現在各運送ルート状態のお知らせです。

EMS航空便、船便
本日より1週間4月29日まで商品の集荷を計画的休止

OCS便
現在1週間以上の遅延が見られており、更に遅れる可能性あり。

高速船や船便
通常納期の倍以上遅れており、航空便運賃高騰により、更に遅れる可能性あり。

佐川VIP便
現在引き取りはしておりますが、佐川中国倉庫で約10日ほど予約発送待ち状態が続いております。

現在国際送料及び配送時間について、非常に不安定になっており、
大変ご迷惑をお掛け致しまして申し訳ございませんが、
ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

引用:輸入代行プラットフォーム運営会社RAKUMARTマイページお知らせ欄より

※ラクマート様より掲載の許可を頂いています

OCS

21kg以上の物量の場合は、1kg/18元でしばらく安定していましたが、コロナの影響で2020年4月は価格変動が頻繁に行われています。

3月始めにはOCSの物流が完全にストップし、1週間集荷を行っていなかったことがありました。

そこから大型貨物機を投入し、納期は比較的速くなった。

そのかわりに、安定的に供給したい大口のお客さん(大企業?)に人気となり、価格が高騰していると、輸入代行会社の方に聞いています。

4月25日現在では容積換算重量6000から5000に変更されるなど輸送コストが大きく変動してきていますので、商品を輸入する際には必ず輸入代行会社の担当者の方へ確認をとる必要があります。

【2020年10月追記】

10月3日現在では、21kg以上の物量の場合は、1kg/22元でしばらく安定しています。

 

EMS

通常4日〜で届くEMSですが、3月中旬に発送して約1ヶ月後の4月中頃に届くなど、大幅な納期遅れが発生しています。

 

船便

EMS船便は納期(目安)20日~30日ですが、3月中旬に発送して4月初旬に届くなど、納期目安より速い到着もありました。

 

いま狙い目かと思ったのですが、ラクマートさんの4月23日のお知らせに「通常納期の倍以上」との記載があるので、現在は遅れる可能性が高いです。

 

また、各輸入代行会社が取り扱う高速船便は、10日前後の到着が目安ですが、こちら上記と同様のようです。
※1箱に最大2種類の商品までの制限があるなど、条件には注意が必要

 

【追加情報(2020/4/26)】

運送会社から、1日に2回も運賃値上がり通知を貰うなど、異常な状態。

 

代行各社の運賃は訂正されていない会社、割増分を別で記載する会社もあり、実際問い合わせないと正確な運賃がわからない状態です。

 

当サイトでご紹介させていただいているラクマートさんは、随時訂正し、最新の価格を掲載。

 

前者と後者、どちらが信頼できるかは明白だと思います。

 

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終息の見えないコロナの影響で今後の国際送料はどのようになっていくのか?

※上記までの内容はSakaiの実体験からの推察で、以下からはいつも懇意にしていただいている中国輸入代行プラットフォーム運営株式会社、RAKUMART日本代表・大館さんの最新の考察を参考に執筆させていただいています。

 

個人的には、これを機にいろんな規制緩和と技術発達が促進し、無人ドローンが輸送してくれる未来がはやくやってきて欲しいですが、現実的には以下のような感じでしょうか。

 

・増便した貨物専用機による国際送料の高値安定

 

これまで、日本の航空便は旅客機の空きスペースに荷物を載せて運送をしていました。

 

それがコロナ対策で各国が出入国禁止・入国制限されることによってほとんどの通常運行便が止まってしまい(旅客機95%前後停止、2020年4月末時点で飛んでいる旅客機は、チャイナエアラインと中国東方航空のみ)、その代わりに貨物専門機を増やすことによってしのぎを削っているわけです。

 

なので、旅客機が再開されない限り運賃は戻らないし、国際運送会社が多大な損失を回収するまでは値段も下げない。

 

コロナが終息する、あるいは国際運送会社が新しい物流システムを構築しない限りは以前の価格に戻ることはないと考えられています。

 

納期は遅くなるそうですが、幸いにも船便の運賃は上がっていないので、2020年4月26日時点での推奨ルートは以下になります。

 

ただし、今後、人件費高騰や港湾施設での荷物保管料など、遅延が増大すれば運送会社のコストが上がるので、今後、船便も値上げの可能性があります。

 

2020年4月26日時点で推奨されるルート

納期は高速船便で約3週間+アルファ
EMS船便で4週間+アルファ

2品目なら高速船便
3品目以上ならEMS船便

 

コロナ騒動初期はDHLやUPS、Fedexのような外資系が早いという情報も流れましたが、今は全く聞かないし、実際物流状態はどこもパンクしているそうです。

 

このような一次情報はネット上ではなかなか出回らないので、上記を自分なりに調べて「これはいける!」と感じたならすぐに動くことがチャンスに繋がるかと思います。

 

「国際送料をできるだけ安く済ませたい」と考えているのでしたら、ラクマートさんで上記ルートを実践することができますので、以下のコンテンツを参考にご登録されてみてください。

 

関連コンテンツ:

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