※本記事は動画でも解説しています。通勤・通学中にオーディオブック感覚でどうぞ!
こんにちは!Sakaiです。
今回は、中国輸入転売初心者がAmazonで販売OKと判断しやすいNG商品について解説をしていきます。
私が初心者の頃の経験や、クライアントさんの添削をさせて頂いて感じていることなのですが
初心者の方が中国から仕入れた商品をAmazonで販売する際、
「Amazonにカタログ(商品販売ページ)があるから仕入れても大丈夫だろう」
と判断してしまうことがあります。
OEM商品をAmazonで新規出品された方ならご存知の通り、
Amazonカタログは最低限の知識さえあれば誰でも簡単に作成できてしまいます。
ですので、相乗りをする際にも
本当にこの商品は仕入れても安全かどうかを精査する必要があります。
Amazonで販売しているからと言って安心してはいけない
冒頭でもお伝えしたように、Amazonでは新規カタログは簡単に作成することができます。
【作成手順はこちら】
記事の手順通りに進めていけば、
誰でもAmazonの商品販売ページを作成できてしまうので、なかには
法律違反や基準を満たしていない商品も普通に販売されていることがあります。
そういった商品に相乗り出品をしてしまうと、購入者からのクレームや権利者からの申し立てにより、その商品が出品停止になるばかりか、
アカウント停止のリスクもあります。
これからいくつか初心者が仕入れてしまいがちな商品を画像付きでピックアップしていきますので、
知らず知らずのうちにNG商品を販売してしまわないように、十分に知識を深めてください。
食品衛生法に該当する商品はNG
中国輸入を実践していると必ず目にする機会がある水筒や食器類などの
『口に触れる・接する』商品。
これらの商品は『食品衛生法』に該当しますので、仕入れはNGです。
また、
『乳幼児が使用する玩具(対象年齢6歳未満)』も
幼児が口に含む可能性があることからNG商品となります。
上の画像の人形は使用用途が不明なので判断が難しいのですが、
カタログに『年齢2カ月』との記載があるので、安全のために仕入れはNGと判断しています。
ちなみに、こちらの商品は商品説明欄を確認してみても、
ご覧の通り、正しい日本語ではないので、
Amazon販売経験の浅い外国人が作成したカタログだということがわかります。
このようにAmazonのカタログは本当に誰でも作れてしまいますので、
自分の身を守る為には安易に相乗りをせず、知識と経験を積んで
最終的にはあなたご自身で判断をすることが大切です。
安全性に関するリスクの高い商品はNG
利益率の高いこちらの商品。
仕入れて販売すれば間違いなく儲かりますが、この商品は『安全帯』という特性上、
『安全性に関するリスク』があります。
少し調べただけでも、厚生労働省で『安全帯などの保護具に関する規制の検討会』なども開かれていますので、
今後法律が整備されて販売ができなくなる可能性もあります。
参考:政策について(厚生労働省)
私も経験していますが、
Amazonで安全性に欠陥のある商品を販売して後から問題が発生した場合には、
過去1年以上に遡ってリコール対応を販売者自身が行わなくてはならないケースがありますので、
安全性に関するリスクがある商品は極力仕入れない方が良いです。
海外に商標権が存在する商品はNG
こちらのブランド名は『ノーブランド品』となっていますが、
商品名の頭には『LED LENSER(レッドレンザー)』という海外のブランド名が記載されています。
海外製品かどうかを調べるのには、
Googleで検索をするのが一番お手軽です。
検索結果からドイツ生まれのブランドということが確認できました。
検索しても出てこなかった場合には、海外の商標を調べるサイトがあるので、
以下の記事を参考に確認をしてみてください。
※グーグルクロームのブラウザで日本語に翻訳しています
上の画像が海外の商標登録を調べるサイトで検索した結果となります。
上の赤枠のブランドロゴと、下の赤枠には『レーザーポインター』という単語から海外で商標登録されていることが確認できます。
海外で商標登録されているということは、
中国で売られている商品はコピー品である可能性が高いので仕入れはNGとなります。
実は海外のレーザーポインターは、
日本で販売されているものと比較して出力が高いので、
日本では法律違反となるこちらの商品は、やはり仕入れはNGとなります。
終わりに
今回は中国輸入初心者が販売OKと判断しやすいNG商品をお伝えしていきましたが、
いかがだったでしょうか?
この記事だけを見るとAmazonでの相乗り出品も難しそうに感じますが、ほとんどのノーブランド商品は問題なく販売することができます。
少しでも違和感を覚えた商品は、今回ご紹介した海外の商標を調べる方法やGoogle検索を実践して、
中国輸入の知識とスキルを着実に身に着けていきましょう!
それでは、本記事は以上となります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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