目標設定を着実な行動に促す『SMARTの法則』を解説

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こんにちは!Sakaiです。

ビジネスで成果を出す為には、目標を設定して着実に実践を積み重ねることが必要不可欠です。

明確でない、漠然とした目標を設定してもなかなか達成するのは難しいので、本記事では目標設定を着実な行動に促す『SMARTの法則』について、解説をしていきます。

SMARTの法則とは?

『SMARTの法則』は、1981年にジョージ・T・ドラン博士によって提唱され、アメリカやカナダの著名企業などのコンサルタントでベストセラー作家である

ブライアン・トレーシーという方が活用されている目標設定法です。

SMARTの法則は、『Specific』『Measurable』『Achievable』『Realistic』『Timely』の頭文字から成っていて、それぞれの意味は以下の図のようになります。

SMARTの法則に基づいた目標設定例

例:輸入の勉強をして本業とは別にお金を稼ぐ

上記をSMARTの法則に基づいた目標設定に変えていきます。

Specific  目標が具体的であること

Specificは具体的という意味で、まず始めに目標が具体的であるかを確認していきます。

『輸入の勉強をして本業とは別にお金を稼ぐ』では曖昧なので、

もう少し具体的に

『中国輸入を実践して本業とは別に副業でも稼げるスキルを身に着ける』

という目標に変えます。

Measurable  測定が可能であること

今の目標のままでは何の数字も書かれていない為、達成するまでのゴール地点を測ることができません。

先が見えないとモチベーションを維持することは難しいので、

ここでは明確な数字を目標に付け加えていきます。

『中国輸入を実践して本業とは別に月収10万円を稼ぐ』

数字を明確化することにより、逆算して行動することができます。

そして、月ベースから週ベース、最終的には日ベースまで落としこむことにより、

1日にやるべき作業を明確にすることができます。

Achievable  達成が可能であること

この項目では、設定した目標に無理がないか、現実的であるかのチェックをします。

例えば、

『副業で月収1000万円稼ぐ』

というような非現実的な金額を設定したりすると、

モチベーションの維持が難しくなるので

あなたが頑張れば達成できる目標を設定するようにします。

Realistic 達成が現実的であること

本業が残業ばかりで忙しくてそもそも時間が取れないといった状況の場合は、

目標設定の前にまず自分が今置かれている環境を見直すことが先になると思います。

この項目に関しては、自分で客観的に確認するのは難しいので、

あなたのことを良く知っている、ポジティブ思考の友人や家族に設定した目標を見てもらい、達成可能かどうかの意見を聞くことが効果的です。

Timely  達成までの期日があること

人は期日を設定しないと行動に移すことができません。

『中国輸入を実践して本業とは別に月収10万円を稼ぐ』という目標設定だけでは、いつまでにという期日がないので、すぐに行動を移さなくても良いということになります。

ですので、

『中国輸入を実践して本業とは別に6ヶ月以内に月収10万円を稼ぐ』

このように期日を決めれば目標から逆算して考えることができるので、

今すぐにでも行動しないと間に合わないことに気づくはずです。

目標は紙に書いた方が成果に結びつきますので、

よろしければ以下の記事を参考に、設定した目標を紙に書いてみてください。

目標は達成しなければ意味がない

当たり前のことですが、目標は達成しなければ意味がありません。

目標を明確にして、日々やることを数値化していけば着実に作業は進みますし、どこかで無理が生じればPDCAサイクルを使って改善していけば良いです。

ぜひあなたも、『SMARTの法則』を使って、着実に行動のできる目標設定を実践してみてくださいね。

また、提唱者であるブライアン・トレーシーの名言集がとても素晴らしいので、良ければぜひ一度目を通してみてください。

本記事は以上となります。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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