「さぁ、これから中国輸入を始めるぞ!」と思ってみても、具体的にいくら「経費」がかかるのか事前に把握しておかないと、なかなか動けないですよね。
本コンテンツでは、中国輸入×Amazon販売初心者に向けて、仕入れ販売する際にかかる経費を詳しく解説していきます。
今回は2020年最新版ということで、以下の関連コンテンツをよりわかりやすく正確な数字を算出するための『補足』となります。
以下のコンテンツもあわせてご覧くださいませ。
関連コンテンツ:
→ 個人が中国輸入を実践する際にかかる送料や経費等のコストを詳しく解説
コンテンツ
【2020年最新版】中国輸入初心者が仕入れ販売する際にかかる経費を詳しく解説
中国店舗の商品価格
タオバオの中国店舗の商品価格を見ますと『¥87.00』と表示されています。
一見すると「87円で買えるの!?」って思いますが、そうではありません。
実は中国のお金『元』は日本のお金と同じ『¥』の記号が使われているんですね。
では、商品単価を『経費』として算出するにはどうすれば良いのか?
まず前提として、中国輸入初心者が中国から商品を仕入れるときは、『輸入代行会社』に依頼をして買い付けてもらう方法を推奨しています。
関連コンテンツ:
→ 中国輸入のプロである「中国輸入代行会社(業者)」をパートナーにする
今回は、当メディアでも大変お世話になっている輸入代行会社『ラクマート』さんを例に解説していくのですが、ラクマートさんトップページ右上の方に、『1元=16.23円』と記載されています。
これが為替レート(厳密には為替レートより少し高めの設定が一般的)となるので、商品単価『¥87.00(87元)』に『16.23円』をかけると、『約1412円』が実際の仕入れ経費となります。
商品価格:1,412円
代行手数料
ラクマートさんでは、買い付け実績に応じて手数料が変わります。
初めての買い付けの場合は中国店舗の商品価格に対して『5%』の手数料がかかります。
今回は商品価格が『1412円』ですので、5%をかけると『約70円』の経費がかかるということです。
代行手数料:70円
詳細(有料)検品
ラクマートさんでは、
『簡易(無料)検品』『詳細(有料)検品』2種類の検品方法があります。
簡易(無料)検品
全ての入荷商品に対して、
簡易検品を行っています。★注文通りの納品かどうか
★外観のダメージ有無
★商品ページの商品と大きな乖離がないか主に上記3点になります。
問題があれば、お客様に報告して返品・返金交渉を無料で行います。※店舗より返品送料負担しない場合があります
詳細(有料)検品
簡易検品は開封しませんが、詳細検品は開封の上、中身を確認します。
アパレル商品であれば、汚れや傷の有無、チャックの開閉、
糸きり等の作業も行います。利用料は商品金額の6%となります。※(一部例外有り)
問題があれば、お客様に報告して返品・返金交渉を無料で行います。商品の採寸は含まれませんのでご注意ください。
必要の場合はなからず担当者または注文書に記載し、
別途料金が必要の場合はお客様と再確認になりますので、予めご了承ください。※店舗より返品送料負担しない場合があります。
AmazonのFBA倉庫に直送する場合、あなたご自身で商品を確認することはないので、発注する際の『備考欄』や『ラクチャット』で適切な指示をしつつ『有料検品』を選択されることを推奨しています。
利用料は商品価格の『6%』ですので、『1412円 × 6% = 約85円』
詳細(有料)検品:85円
オプション費用(AmazonFBA直送サービスを利用する場合)
AmazonのFBA倉庫で管理してもらうためには、中国で買い付けた商品1個ごとに『商品ラベル』
商品を梱包した段ボール箱に貼る『配送ラベル』の貼り付けを輸入代行会社さんに依頼する必要があります。
アマゾンFBA等用ラベル貼1元/枚
(PDF をお送り頂き、弊社でプリントアウトし貼付&OPP無料交換)
A4判 24面(33.9mm x 66.0mm)
OPP無料交換は、日本の感覚だと信じられないかもしれませんが、中国の商慣習ではわりと普通にボロボロのビニール袋に商品が入っていたりします。
ラクマートさんは、日本の感覚を熟知してくれていますので、ボロボロのビニール袋の場合、無料でキレイなOPP袋に入れ替えてくれるということですね。素晴らしすぎる。
オプション費用:1元=16円
まとめ
ラクマートさんに買い付け依頼をした場合、商品価格『1412円』に加えて『171円』の経費。
商品価格:1,412円
代行手数料:70円
詳細(有料)検品:85円
オプション費用:1元=16円
計:1,583円
上記価格をExcelなどで作成した『商品価格』の欄に記入して、正確な経費を計上していきましょう!
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