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こんにちは!Sakaiです。
Amazonの仕組みは常に変化していて、代行業者さんも右肩上がりで業績が伸びているところは負けじとイノベーション(技術革新)を起こしています。
そんな日進月歩の界隈なので、メルマガやブログ読者、クライアントから日々、たくさんのご質問をいただきます。
今回は、2018年11月時点での業界事情をもとに、よくいただくご質問に回答していきます。
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- 1 中国輸入ビジネスAmazon販売で初心者の方からよく頂くご質問と回答
中国輸入ビジネスAmazon販売で初心者の方からよく頂くご質問と回答
輸入代行業者の選び方を教えてください
あなたのビジネスパートナーとして、長いお付き合いとなる輸入代行業者さん。
将来性・信頼性のある輸入代行業者を見つけることができれば、中国輸入ビジネスの成功へとより一層近づきますので、このご質問に対しては次のように回答しています。
- 対応の速さ
- 発送スピード
- 検品の精度
- サービス内容
ビジネスにおいて、スピードは最重要事項です。
例えば、お問い合わせをしてすぐにお返事をいただければすぐに行動に移せますし、逆にいつまで経っても返信がなければ、今後パートナーである代行業者さんとのやり取りの中で、何かトラブルがあった時には対応してもらうのに時間がかかると推測ができます。
レスポンスは遅ければ遅いほど販売機会の損失に繋がりますので、まずは複数の代行業者さんにお問い合わせをする。
そして、返信のスピード、質問内容に対しての精度を考慮する。
上記を実施して、たくさんの代行業者さんからいくつかピックアップをして実際に発注作業を行い、比較をしながらあなたご自身が納得のいくパートナーとお付き合いをしていきましょう。
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航空便と船便、どちらが良い?
まず簡単にですが、航空便・船便それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
航空便のメリット
- 商品の到着が速い(3日〜7日)
- AmazonFBA直送の相乗り販売と相性が良い
航空便のデメリット
- 航空便で送れない商品がある(バッテリーを搭載した商品等)
- 国際送料が高い
船便のメリット
- 航空便では送れない商品も送れる
- 国際送料が安い
船便のデメリット
- 商品の到着が遅い(10日〜20日)
- 納期の早い特殊サービスは制約がある
※高速船便(※50kg以上、1箱に最大2種類の商品までの制限等)
このように、航空便は高いけど到着まで早く、船便は安いけど到着まで遅いと、非常にわかりやすくなっています。
例外として、代行業者独自のサービスで船便の納期が速くなるものもありますが、初心者では制約をクリアすることは難しいです。
航空便の料金は年々安くなっていて、キャッシュフローを考慮しますと現状としては航空便1択となっています。
特に、初心者の方は航空便を利用することにより、短いスパンでより沢山の発注経験を積み重ねることができます。
代行業者経由の輸入手順とAmazonの仕組みを最速で腑に落とす為にも、まずは航空便を利用して輸入ビジネスの全体像を把握されてみてください。
初回発注の目安を教えてください
AmazonのFBA倉庫は、日本各地に点在していて、セラーセントラル(Amazon出品者用の管理画面)で納品プランを作成後、以下のFBA倉庫のいずれかに指定されます。
上画像のように、ファッション系や標準、大型などのサイズ、または商品の属性によって納品先が変わります。
ですので、実際に納品プランを作成しますと、10ヶ所以上あるうち、3ヶ所にバラけてしまったりするんですね。
Amazon直送に対応している多くの輸入代行業者は、
航空便を利用しての国際送料は21kg以上の物量になると一気に安くなるので、FBA倉庫1ヶ所辺りの物量を21kg以上に調整することを推奨しています。
以上のことから、初回発注の目安は商品数や個数ではなく、
商品の総重量が50kg以上(バラけてしまうことを考慮)に達した辺りが初回発注の目安で、そのあとに月額料金が発生するFBA大口出品登録、商品登録→納品プラン作成の流れで進めていくと良いでしょう。
相乗り販売とはいえ、全ての商品が売れ続けるとは限らない?
こちらは回答としてはYESです。
例えば、
- シーズンオフの時に季節物の商品を仕入れてしまった
- ライバルセラーが急に増加した
- 他の出品者が値下げをしたのに気付かず価格をそのままにしていた
主に上記のような要因で売れなくなることがあります。
モノレートなどのツールで予め需要を確認しておくことにより、価格を下げさえすれば基本的には売れないということはないです。
Amazonの販売価格を自動で最安値の出品者に合わせることができる価格改定ツール、プライスターなどを導入することにより、販売機会の損失を限りなく抑えることができますので、ぜひ一度利用されてみてください。
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中国輸入は不良品が多いイメージですが、どのように対応すれば?
輸入代行業者さんに検品の依頼をしましょう。
検品に定評のある代行業者であれば、こちらから何もお伝えをしなくてもアパレル商品のほつれや汚れを撮影、チャットに添付してくれる、優良代行業者も存在します。
箱やパッケージを開けなければ検品のできない商品は、発注の際の備考欄やチャットで開梱検品を依頼することにより、丁寧に見てもらえます。
Amazonレビューで不良箇所がピンポイントで記載されていたなら内容を代行業者さんにお伝えすることにより、良品だけを国際発送することができますので、まずはしっかり対応してくれる代行業者さんを見つけて、手間を惜しまず検品依頼をしましょう。
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リサーチツールはどのタイミングで導入したら良いですか?
よく頂くご質問で、
「同じツールを利用しているセラーと同じ商品を取り扱うことになりませんか?」
「あまログなどのリサーチツールはどのタイミングで導入したら良いですか?」
というものがあります。
これに対する私の答えとしては、
「確かに同じ商品を取り扱うこともあると思いますが、通常行なっているセラーリサーチも同様に、同じ商品を取り扱うことがありますよね。ツールはあくまでも効率化を図るためのものなので、導入する際にはあなたが今やっている作業時間を短縮できるか?を基準にされてください」
と、お伝えをしています。
例えば、
中国輸入を実践されてまだ経験が浅い時にツールを使っても、自分の中の判断基準が出来上がっていないので、参考程度にしかならないことが多いです。
ツールは儲かる商品を自動的に探してくれるのではなく、データを整理して並べてくれる、というイメージなので、月利10万円以上を稼ぐリサーチ力が身についていて、判断基準が明確になってからの利用を推奨しています。
そうすることにより、ツールで抽出されたデータをExcelやCSVで出力して、外注さんに依頼することもできます。
仕組みを構築していけば、あなたが今やっているリサーチの作業時間を大幅に短縮することができますよね?
繰り返しにはなりますが、リサーチツールは儲かる商品を自動的に見つけてくれるのではなく、あくまでも作業の効率化を図るためのものだということを、ぜひ知っておいてください。
価格改定ツール(プライスター等)の導入時期も教えてください
プライスターは月額料金が4,800円(30日間無料体験受付中)なので、必要になった時にジャストインタイムで導入していきたいですよね。
あなたが副業で中国輸入を実践されているのであれば、取り扱い商品数が少なくてもAmazonの販売価格を手動で変更するのは販売機会の損失に繋がりますので、
導入時期としては、代行業者を利用して初めて発注した商品がFBA倉庫に届く直前に導入することを推奨します。
理由としては、
AmazonFBAサービスを初めて利用される方はなかなかイメージがしにくいのですが、FBA倉庫に到着して受領され次第、それが夜中であってもすぐにAmazon上で販売が開始されるので、そのタイミングに合わせるということですね。
ノーブランド表記のない中国商品の見分け方を知りたい
『ノーブランド』や『中国製』といったキーワードで検索結果に表示された商品は9割以上は中国商品です。
ただ、出品者が抱えている商品を順番に見ていくセラーリサーチの場合には、中国輸入に加えて欧米輸入や国内商品を取り扱うハイブリッドセラーも多くいらっしゃいますので、
「これは中国商品?」と、判断の難しい商品も出てくるかと思います。
リサーチに慣れてくると、一瞬で中国商品かどうかの目利きができるようになりますが、まだリサーチを始められて日が浅いのであれば、以下のポイントを確認してみてください。
- ブランド名を商標サイトやGoogleで検索
- セラーの一覧を確認する
実際のAmazon販売ページを見ていきます。
例えばこちらの商品。
いかにもな中国製③の商品ですが、①のブランド名『イデアインターナショナル』をGoogleで検索してみますと、
ご覧のように、RIZAPグループが母体の大きな会社がヒットしました。
もう1つの確認方法として、②の『新品の出品:5』をクリックしますと、
ご覧のような、一般の日本の小売店が表示されている場合も中国のノーブランド品ではない可能性が高いので、この段階でリサーチを中断するという判断を下せます。
050から始まる電話番号はどうしたら取得できますか?
Amazonでセラーリサーチをしている時によく目にする『050』から始まる電話番号。
実はこの番号は、市外局番ではなく、IP電話に割り当てられている番号となっています。
IP電話とは、インターネットを利用して電話をすることで、無料で電話番号を取得することができる無料のサービスがあリます。
さらには、
『IP-Phone SMART』というサービスではなんと、着信料金もかからないので、Amazon販売を実践されている個人の事業者の多くが利用をしているということなんですね。
※発信は有料です
導入手順を以下の記事で解説していますので、ご参考にしていただければと思います。
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⇨ 事業用に最適な無料電話サービス『IP- Phone SMART』
各種登録やツール導入するタイミング、順番を詳しく教えてください
順番としては、
- リサーチで商品をストックする段階(目安:重量(体積重量)40〜50kg)
- FBA大口出品サービス登録(月額料金発生)
- セラーセントラル(Amazon管理画面)で商品登録→納品プラン作成
- 納品プラン作成後、納品先(各地域のFBA倉庫)が決定後、代行業者に発注
- 初回発注した商品がFBA倉庫に到着前にプライスターを導入(月額料金発生)
基本には、月額料金のかかるサービスを必要な時に登録するイメージですね。
少し長くなってしまったので、この辺で。
『中国輸入転売ビジネスAmazon販売でよく頂くご質問と回答』については以上になります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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