※本記事は動画でも解説しています。通勤・通学中にオーディオブック感覚でどうぞ!
こんにちは!Sakaiです。
中国輸入に限らず、ビジネスにおいて失敗はつきものですが、そこで諦めずに『常にもう一回だけ試してみる』という意識を持つと、貴重な成功体験を積み重ねることができます。
本記事では、中国輸入を始めたばかりの初心者が躓きやすい失敗事例をご紹介していきます。
米国の発明家、トーマス・エジソンの名言
私は失敗したことがない。
ただ、
1万通りのうまく行かない方法を見つけただけだ。
私もうまく行かない方法を何度も見つけていますが、稼げるまで諦めないと決意すると強いですね!
コンテンツ
偽物やコピー品を仕入れてしまった
中国から輸入して日本で販売して良い商品は『ノーブランド品』です。
中国で販売されている『ブランド品』は、
9割以上は偽物やコピー品、または
正規ルートを通っていないので仕入れないようにしてください。
不良品を大量に仕入れてしまった
中国で売られている商品は良くも悪くもピンキリです。
販売店舗の評価やレビューが良くても、安い商品は値段相応の品質ですので、
- 輸入代行業者や外注パートナーに検品を依頼する
上記は徹底するようにしましょう。
輸入代行業者の選び方については以下の記事で解説しています。
解説記事:
買い付けた商品が税関で止められた
シャネル等の高級ブランドが税関で止められるのは勿論なのですが、中国商品でたまに見かける『模造刀』の玩具や、最近ではサバイバルゲームで使われる商品でも止められるケースがあります。
他にも、
- アニメや映画等のキャラクターグッズ(知的財産権)
- コピー商品・偽物(知的財産権)
- 食器等(食品衛生法)
- 幼児向け玩具(食品衛生法)
- 電子タバコ(薬事法)
- 化粧品(薬事法)
- 医療機器(薬事法)
上記も税関で止められる可能性は高いので、判断が難しい商品の輸入を検討している場合には、以下の専門機関に問い合わせてみてください。
⇒ mipro(ミプロ) 一般財団法人 対日貿易投資交流促進協会
※無料で教えてもらえます。
仕入れ数量が多すぎた
予めモノレートやオークファン等のツールで需要を確認したとしても、知識不足でシーズン物の商品と気づかずに大量に仕入れてしまった場合には、在庫を抱えてしまいます。
商品が売れないと自宅が輸入品で溢れかえってしまいますし、AmazonのFBAを利用する場合には『在庫保管手数料』という、決して安くない保管料が発生しますので、在庫は極力持たないという意識が必要です。
初回仕入れから10個以上買い付けるのではなく
- 3個~5個のテスト仕入れを行う
- 売れ行きの良い商品をリピート仕入れする
ぜひ上記を意識してみてください。
利益率の低い商品ばかりを取り扱っていた
利益率の低い商品を取り扱ってしまうと、ライバルセラーとの値下げ合戦に巻き込まれると赤字になってしまいます。
値下げリスクを抑えるには、リサーチの段階で利益計算を行い、
粗利益30%以上の商品だけ仕入れるといった、
自分の中での明確な基準・絶対ルールを設定しておくと良いです。
Amazonを販路とする輸入代行業者を利用した仕入れでは、
商品代金と以下の経費がかかりますので、Excel等で管理していきましょう。
- 中国販売サイトの販売価格
- FBA手数料
- 国際送料
- 中国国内送料
- 関税
- 輸入代行手数料(月額の代行業者の場合は除く)
以下の記事でも詳しく解説していますので、
ぜひご覧ください。
解説記事:
⇒ Amazon中国輸入実践者必見!仕入れ前の利益計算方法を詳しく解説
国際送料が想定していたよりも高かった
中国輸入を始めてなかなか利益が出ない原因の一つとして、『中国からAmazon倉庫へ直接納品する時の国際送料が予想していたよりも高い』というケースは非常に多いです。
画像は上記リンク先の解説記事の一部ですが、クマのヌイグルミのような
1個でダンボール1箱使ってしまうような商品は、体積重量が大きく、国際送料が高くついて赤字になってしまいます。
AmazonのFBAで一度でも販売されている商品は、FBA料金シミュレーターで重量と体積を確認できますので、事前に国際送料を必ず算出するようにしてください。
値下げ競争についていけなかった
Amazonを販路とする中国輸入転売では、他の出品者の値下げについていくことが出来ず、
価格改定が追いつかずに商品が全く売れない・・・といった状況に陥ることがあります。
これはなぜかというと、
Amazonでは商品販売ページに複数の出品者がいる場合には
価格を安く設定している出品者に多くの販売機会を与えます。
ですので、
あなたが価格を全く調整しなかった場合には、100円でも下げた出品者に販売機会を与えてしまうので、常に安く設定するには24時間PCの前に張り付いていなければならなくなります。
これを解決してくれるのが、
有料価格改定ツール『プライスター』です。
基本的に有料のツールは基礎が固まるまでは使わない方が良いのですが(特にリサーチ系)、『プライスター』という価格改定ツールは、価格改定や売上、販売個数、粗利益率を自動で計算してくれるとても優秀なツールなので、早期の導入をオススメしています。
解説記事:
アンダーバリューが発覚して追徴課税
つい最近、輸入代行業者の社長さんから聞いた話ですが、個人的に今年一番ショッキングなエピソードが『アンダーバリュー』で
個人輸入者が摘発されたケースです。
恐らく、副業レベルで輸入物販を実践している人なら「個人輸入程度の物量ならアンダーバリューは発覚しないのでは」と考えている人が多いかと思います。
税関では『NACCS(ナックス)』というシステムを利用して、入出港する船舶・航空機及び輸出入される貨物の全てのデータを、オンライン上で一元管理していますが、最近ではAIを導入することにより不正を検出する精度を高めているそうです。
これによって、
月商数十万程度の個人輸入者が摘発されたケースを聞いているので、輸入代行業者や中国在住のパートナーに発注する際には、アンダーバリューに関わっていないか確認をすると安全だと思います。
以下の記事でアンダーバリューによる追徴課税について詳しく解説していますので、こちらもぜひご覧ください。
解説記事:
⇒ インボイスの単価・金額を安く表示するアンダーバリューはダメ!絶対!
終わりに
エジソンの名言引用から始まった『【2020年最新版】中国輸入初心者が9割失敗する学べる具体例8選』は、いかがだったでしょうか?
新しいことに挑戦する以上、失敗は必ず経験することになります。
そこで諦めずに、トライ&エラーを繰り返していくことを自然に行えるようになることが、持続的にビジネスで稼いでいく為に一番大切なのかなと思っています。
本記事が少しでも、中国輸入初心者のお役にたてば嬉しいです!
最後までお読み頂きましてありがとうございました!
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